テーマ:仏教思想と供養

まとめ

「仏教思想と供養」のテーマで書いてきた一連の論考のまとめです。 古い投稿から順にお読みください。 最古の経典では釈迦は死後について語らず、教義を持つこと、宗教儀式、戒律を否定しています。 インド新仏教は「合理的」に魂も転生も否定するので、葬儀や供養にも意味も置きません。 上座部仏教、チベット仏教は「自業自…
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日本仏教の先祖信仰との習合

(続き) 総じて言えば、日本の仏教は浄土思想の影響を強く受ける一方、先祖信仰と習合したものとなりました。 浄土系以外の宗派も浄土思想に類したものを受入れています。 天台宗・日蓮宗の「霊山浄土」、真言宗の「密厳浄土」「都率浄土」、禅宗の「法性」など、名前は違えど、死後の世界は、六道輪廻のこの世の転生先というより、天国や常世に…
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大乗の浄土信仰と本願力回向

(続き) 大乗仏教の浄土信仰では、大きな思想的転換があって、功徳も供養も不要となります。 経典や宗派にもよりますが、大乗仏教は有神論化し、「信」を重視する「宗教」に変質しました。 多分、西北インドに相次いで侵入したイラン系王朝の元、ペルシャ・ヘレニズム文化の影響を大きく受けたからでしょう。 特に浄土思想は、典型的に…
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回向と追善供養

(続き) 「供養」という言葉は仏教用語だと思います。 バラモン・ヒンドズー教の「プージャ」を仏教が取り入れて、それを漢訳したものです。 「プージャ」の意味は、神や先祖をもてなし、代わりに何かをご利益をいただくことです。 世界中の伝統的な祭り、宗教儀式の基本はこれと同じだと思います。 仏教では、仏などにお供えをすることに加え…
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無記から自業自得へ

仏教にとって供養とは何かについて、その複雑な問題を明確に解きほぐしたいと思います。 日本の仏教の供養の論理を聞いても、疑問が次々浮んできて、よく理解できないのではないでしょうか? 折衷的に、後からつぎはぎでこじつけて作られたものなので、当然そうなってしまいます。 ですから、釈迦はどうだったのかという原点から歴史を追いつつ、…
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