テーマ:コミュニティとアソシエーション

論考の背景

「コミュニティとアソシエーション」というジャンルで書いたのは、日本の歴史における供養の形式に関しての一つの論考なので、古い記事から順にお読みください。 この稿は、あとがき的な説明です。 今回の論考は下記に触発されて考えたものです。 ・宗教学者の中沢新一が『カイエ・ソバージュ』シリーズ、『芸術人類学』などの諸著作で行って…
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資本主義がコミュニティ的供養を解体

(続き) 資本主義によって市場経済が共同体の中に浸透することで、共同体の価値観は解体されます。 市場経済や都市は共同体の外の「無縁」から生まれたものですから。 資本主義は人の移動を促し、直接的な意味でも共同体を破壊します。 こうして初めて檀家制が揺らぎ、寺院の特権が弱体化し、共同体的な供養が解体されます。 資本主義的な…
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江戸時代にコミュニティ化した供養

(続き) しかし、戦国時代以降、武家政権は宗教を統制し、外部的なものを囲い込みました。 仏教側も葬式仏教として全国的に布教し、惣村の形成と平行して末寺を共同体に根付かせました。 葬儀などの供養も共同体化して、外部性を失いました。 江戸幕府が体制維持・宗教統制のために導入した檀家制は、寺院を思想警察的な公安業務と、戸籍管理業務…
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中世にアソシエーションで始められた供養

(続き) では、日本の葬儀の場合はどうでしょうか? 簡単に歴史を辿ってみましょう。 日本の現在につながる葬儀は中世に始まります。 古代は神社の祭祀を行うのは氏族のコミュニティ的組織でした。 しかし、中世にはそれに変わって「宮座」という新しい組織ができました。 「宮座」はアソシエーション組織です。 この「宮座…
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コミュニティの祭祀とアソシエーションの祭祀

「コミュニティとアソシエーション」ジャンルで、一連の論考を書きます。 コミュニティを基盤とした供養の再建についての意見を聞きます。 しかし、本来、供養では「コミュニティ」や会社とは異なる社会原理である「アソシエーション」が重要なのではないか、という理想論を持っています。 これについて、「コミュニティ供養とアソシエーショ…
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